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 トレンドマイクロは2017年の世界のセキュリティ動向を分析した。日本では下半期から、利用者が知らないうちに仮想通貨をマイニングして攻撃者に利益をもたらすマルウエア「コインマイナー」を拡散させる脆弱性攻撃サイトが急増した。Web経由でマイニングするサービス「Coinhive(コインハイブ)」の登場がきっかけという。

 コインマイナーの国内検出数は2017年第4四半期(10~12月)に過去最高の約13万5370個を記録。2017年1~9月の合計数の約13倍という。