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 IDC Japanによれば2016年に国内企業が海外ITサービスに支出した額は57億7000万ドル(約6520億円)だった。東南アジア諸国連合(ASEAN)などを中心に今後も支出が拡大し、市場は年平均2.7%のペースで成長。2021年に65億8490万ドル(約7441億円)に達する予測だ。

 海外進出の目的を尋ねたところ、1位は「各国の人材を活用したイノベーションの実践」だった。2位は業務効率化、3位は2年前の調査で1位だった新興国での売り上げ拡大と続いた。