写真1●新幹線のテーブル。小さくとも、じっくりノマドする人は多い
写真1●新幹線のテーブル。小さくとも、じっくりノマドする人は多い
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 新幹線に乗ると、座席前に備え付けられている折りたたみの小さなテーブルの上にノート型パソコンや書類を置き、仕事をしているスーツ姿の人をよく見かけます(写真1)。例えば東京から大阪に出張する場合、新大阪まで「のぞみ」で2時間半ほど、名古屋から新大阪だと50分ちょっと。移動時間の長短はあるものの、ノマドを実践するには十分な時間です。

 移動中は緊急の電話以外は邪魔されることがないため、集中してノマドできる人は多いのではないでしょうか。ただ、出張先でベストな状態にもっていけなければ本末転倒なため、無理は禁物です。移動時間が2時間を超えるのなら、その半分の時間を目安に集中してノマドを実践するといいでしょう。

 今回は出張ノマドとして、移動中や出張先でどのようなことをすればいいのかについて紹介します。参考にしてみてください。

本末転倒にならない新幹線ノマドの注意点

 新幹線は座ることができ、まとまった時間を確保できるため、時間のかかる仕事や重要な仕事にじっくり取り組んでいる人が意外と多いかもしれません。「新幹線に乗っている時間も有効に使わなければ、仕事が回らない」という多忙な人もいるでしょう。

 ただし、出張先でベストな状態で働けるようにするため、少しでも疲れていたり眠かったりしたら、まずは仮眠を取るべきです。多忙な人ほど、新幹線のなかはノマドより仮眠のチャンスと捉えたほうがよいでしょう。そのほうが心身ともにスッキリし、効率が上がります。後日疲労を残さないことにもつながります。

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