会社の付き合いで賛否が分かれることとして、「飲みニケーション」を挙げる人は多いのではないでしょうか。第一三共ヘルスケアの調べによると、20代で「飲みニケーションが嫌い」と答えた人は56%もいました。若い頃は飲みニケーションが当たり前のように行われていた40代は、さらに高い60%もの人が「嫌い」と答えています。
ただ、嫌いではあるが参加するという人も、結構いるのではないでしょうか。前出の調べでも、「嫌い」と答えながら約40%もの人が飲みニケーションに参加しています。この結果からも分かるように、「飲みニケーションに参加しないと、仕事でのコミュニケーションもうまくいかなくなる」というケースは、意外と少なくないのかもしれません。
とはいうものの、イヤイヤながら参加しているだけでは、時間とお金のムダで、ストレスもたまってしまいます。
そこでお勧めしたいのが、飲みニケーションで仕事の効率化につなげるノマドです。楽しい飲み会というわけにはいかないかもしれませんが、それでも今後の仕事が円滑になることは少なくありません。
実は、私も飲みニケーションが苦手でした。しかし仕事関係者とのコミュニケーションを深めるいい機会と思えるようになってからは、定期的に自分から飲みニケーション・ノマドをするようになったくらいです。考えようによっては、たった数時間で相手との距離を縮めることができるのなら、かなり効率的といえるでしょう。
頑なに嫌だと思わず、割り切ってしまえばいいのです。今回は、飲みニケーションでどんなことをすればいいのか、いくつか提案しますので、参考にしてみてください。