ノマドを続けているのに、1日で見ると効率よく時間を使えていないように思う人は、意外といるかもしれません。また、時間の有効利用につながっていても、やるべきことが増えたような気がする人も、結構いるのではないでしょうか。このような人は、ノマドを実践することで本末転倒になっていないかを、考えてみる必要があります。今回は、これらの問題を解決するには、どうしたらよいのかについて解説します。

本末転倒にならないノマドを習慣付けるには

 「ノマドで時間を有効に使えたのに、会社に戻ってからダラダラしてしまった」「電車で眠いのを我慢してノマドしたため、会社に戻ってから眠くて仕事の効率が落ちてしまった」――。このような経験をしたことのある人は、多いのではないでしょうか。

 これでは本末転倒です。下手をすれば、周りの人たちにマイナスの評価をされてしまいます。会社での効率が保てて、初めてノマドが活きてくるといっても過言ではありません。ノマドによって会社での効率を落とすようなことが続けば、そのうちノマドをする気が失せてしまいます。

 会社での集中力が持続しそうにないのなら、ノマドをする必要はありません。するにしても、短時間で集中してやるべきです。移動時間の電車で眠い場合も同様です。まずは仮眠を取った後、頭のなかがスッキリしていればノマドをすればいいのです。

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