AI(人工知能)とIoT(Internet of Things)に関連した記事に驚かされました。「トヨタが米国でAI研究を加速、Googleのロボティクス部門長を招聘」と「猫背や消費カロリーが分かる肌着をグンゼが開発、本年度を目標に製品化」です。

 前者はAIに対するトヨタの本気に驚かされました。記事によれば、トヨタはAI研究のための子会社である米Toyota Research Institute(TRI)に、米グーグルのロボティクス部門長を引き抜いただけでなく、米国防高等研究計画局(DARPA)の「PMを務めていたEric Krotkov氏がTRIのCOO(最高執行責任者)に、米Bell Labsの部門長やDARPAのPMを務めていたLarry Jackel氏が機械学習研究のアドバイザーに、MIT教授のJohn Leonard氏が自動運転の研究責任者に、MIT助教授のRuss Tedrake氏がシミュレーションと制御の研究責任者に就任した」と言います。

 トヨタ、恐るべしというところでしょうか。後者は、誰もが使う肌着にまでIoTが入ってきたことに驚きました。NECが協力しているとはいえ、グンゼ製ですから発売になれば簡単に買えそうな気がします。

 「年商300億~500億円の企業の16.7%が今後3年以内にIoT活用のために新規に投資―ノークリサーチ」という記事も公開しています。IoTが企業のビジネスを変えているという事実を改めて感じました。