米Sun Microsystemsは米国時間1月25日,米American Expressが世界のITインフラに導入する新しい統合ソフトウエア環境としてSun社の技術を選択した,と発表した。

 両社の契約には,サーバー向けJavaシステム「Java Enterprise System(Java ES)」のサブスクリプション型ライセンスの購入,サービス,サポートの提供が含まれている。また,American Express社は,この新しい統合型ソフトウエア環境のプラットフォームとして「Solaris Operating System(OS)」の導入も計画している。

 American Express社は,ポータル・アプリケーション,ID管理サービスといったプロジェクトにおいてJava ESシステムを利用する予定だという。

 Sun社は前年11月,Java ESをオープンソース化し,同社サイトから無償提供している。同社は,American Express社との契約により,Java ESの有料購読者数が100万を超えたことも明らかにしている。

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