米D-LinkとイスラエルのCheck Point Software Technologiesは,中小企業向けセキュリティ管理製品を共同開発することで戦略的提携を結んだ。D-Link社が米国時間1月16日に明らかにしたもの。
Check Point社の「Embedded NGX with Application Intelligence」プラットフォームをベースにしたセキュリティ・アプライアンスを開発し,D-Link社の企業向けセキュリティ製品「NetDefend」ファミリに加える。Check Point社のファイアウォールやVPNソフトウエアも搭載する。
これにより,「企業レベルのファイアウォール,ゲートウエイ,アンチウイルス,侵入防止,リモート・アクセスVPN,コンテンツ・フィルタリングを単一プラットフォームに統合したネットワーク・セキュリティ製品を,中小企業に提供することになる」(D-Link社)。
新たなアプライアンスは,自動アップデート機能や,サード・パーティのセキュリティ管理製品に対応したインタフェースなども装備する。また,新たな脅威に対抗するためのCheck Point社のサブスクリプション・サービスもオプションで提供する。
◎関連記事
■米D-LINK,MIMO対応802.11g用ルーターとPCカードを発表
■米D-Link,中小企業向けに自己管理機能を持つIEEE802.11g対応アクセス・ポイントを発表
■蘭Philipsと米Checkpoint,小売り販売業界のICタグ導入支援で提携
■米MSが中小企業向けホスティング支援ソフトの新版を発表,モバイル対応やセキュリティを強化
■米HP,中小企業向けセキュリティ対策ソリューション「HP Business Protection」を発表
■米McAfee,中小企業向けセキュリティ管理ツール「ProtectionPilot」を発表
■米IBMが中小企業向けデスクトップ管理サービスを発表,ウイルスやスパムも遮断
■「無線LANが企業にとって大きなセキュリティ問題となる」,米Gartner
[発表資料へ]