米Mozilla Foundationが米国時間11月17日に,オープンソースWebブラウザの次版「Firefox 1.5」のリリース候補3版(RC3:Release Candidate 3)を公開した。Mozilla FoundationのWebサイトからWindows/Mac OS X/Linux用の英語版が無償でダウンロードできる。Firefox 1.5 RC2を使用しているユーザーは,ソフトウエア・アップデート・システム経由でRC3に更新することも可能。

 Firefox 1.5 RC3の主な変更点は以下の通り。

・ソフトウエア・アップデートの改善

・Webページ間移動の高速化と,「戻る」「進む」ボタン処理速度の改善

・ドラッグ&ドロップによるタブの順番入れ替えに対応

・ポップアップ・ブロック機能の改善

・Macintosh用Webブラウザ「Safari」「Internet Explorer」からのユーザー・プロファイル移行機能など,Mac OS X(バージョン10.2以降)への対応強化

・SVG,CSS 2,CSS 3,JavaScript 1.6などの対応

・バグの修正

 なおFirefox 1.5 RC3について,Mozilla Foundationは「最終版ではなくあくまでも試験用なので,エンド・ユーザーに対するサポートは行わない」と警告し,エンドユーザーにはFirefox 1.0の最新版(現在は1.0.7)を使うよう推奨している。

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