ソフトバンクモバイルは11月17日、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)の開始に伴って、提供を開始した新料金プランを、10月26日から31日の間に申し込んだ顧客に対して、同期間の料金を請求しないと発表した。「新料金プランの受け付け手続きで多大なご迷惑をおかけした」(広報部)ことに対する措置だという。「請求しない金額の合計は5000万円程度になる」(広報部)。

 対象となるのは、10月23日に発表した「ゴールドプラン」と「ブループラン」、「オレンジプラン」の三つ新料金プランを、上記の6日間に申し込んだ顧客である(関連記事1)。月額基本使用料のほか、通話料やメールの送受信料、パケット通信料などを請求の対象外にする。

 同社では、10月28日と29日に発生したMNP手続きの処理を実行するシステムのトラブルによって、MNPの申し込み受け付けを停止することになった(関連記事2関連記事3)。同社は、「販売窓口で手続きに時間がかかり、お客様を長時間お待たせしてしまった」(広報部)と説明する。