米国カリフォルニア州サンノゼにおいて2月13日から18日まで,セキュリティに関する国際会議/展示会「RSA Conference 2006」が開催された。

参加登録者数はおよそ1万5000人。基調講演には大手ベンダーのCEOが顔をそろえ,セキュリティの専門家によるテクニカル・セッションは合計200セッションおこなわれた。展示会の出展者数は275社を数え,連日展示会場は盛況だった。

本稿では,IT Proで掲載した同カンファレンスに関する記事をまとめた。

基調講演

「デジタル社会に信頼性を」---Bill Gates氏 (2006/02/15)

「適切なユーザー認証で,セキュリティとプライバシの両立を」---米RSAのCEO (2006/02/15)

「システム管理者は“悪夢”にうなされる」---Scott McNealy氏 (2006/02/15)

「ネットワークを安全なプラットフォームにする」---John Chambers氏 (2006/02/16)

「安全なユーザー認証を提供するために企業は協調すべき」---米VeriSign (2006/02/16)

「サイバー攻撃は“信頼”を破壊する」---米SymantecのCEO (2006/02/17)

展示会/インタビュー

米Cisco,「自己防衛型ネットワーク」の新製品群を発表 (2006/02/14)

「ネットワークの異常から未知の脅威を検出」---米ISSが新製品群を発表 (2006/02/16)

「ワームの時代は終わった」---米ISSのCTO (2006/02/17)

「セキュリティ製品は『自律的な対応』と『集中管理』が重要に」,米Cisco (2006/02/17)

「ブラウザ上でワンタイム・パスワードを生成」,米RSAが新製品をデモ (2006/02/18)

米PGPがデータ暗号化ソフトの新版を発表,メインフレームに対応 (2006/02/18)

“最も成功しそうな”ベンチャー企業は「Elementaly Security」と「Imperva」 (2006/02/18)