5回目となる「クラウドランキング」。今回は「ベストサービス」7部門のうち6部門において顔ぶれが変化した。「ベストブランド」では1社が新しく名を連ねた。ベストサービスではwiwiw(ウィウィ)やテラスカイなど、ベストブランドではインターネットイニシアティブ(IIJ)が初めて選出された。クラウドはもはや、企業の情報システムにとって“当たり前”の存在になってきた。基幹系システムでの採用事例も増えている。

 こうした実情を踏まえ、今回から複数の部門で評価項目の追加や重み付けの変更を行った。最新のランキングを、ここに報告する。

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 なお、クラウドランキングを決定するにあたっての判断材料である各サービスの詳細データをまとめた「クラウドサービス総覧2012年秋版」も公開した。こちらも有用なサービスを見つけるために役立つはずだ。

【クラウドサービス総覧2012年秋版】

調査は日経BP社と日経BPコンサルティングが共同で実施。「ベストサービス」は「クラウドサービス調査」で総合スコアが62.5以上を選出、「ベストブランド」は「クラウドベンダー・イメージ調査」で総合スコアが62.5以上を選出した。