サーバー部門は富士通が首位を獲得、法人向けPCも富士通が1位だった。ネットワーク機器部門は2012年から2~3位を推移してきたヤマハが7年ぶりに首位を奪取した。前半はこのほかストレージ、ネットワークサービス、テレワーク支援(仮想デスクトップ/オンラインストレージ)、サーバー仮想化ソフト、データベースソフトの各部門の結果を紹介する。

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【サーバー】
首位は富士通
技術支援で高評価

 富士通が首位を獲得した。技術的な問い合わせへの回答などを評価する「技術支援」や技術情報などの告知や周知に関する「情報提供」など6項目で平均を5ポイント以上上回る結果を出し、総合満足度で1位となった。2位の日立製作所は「技術支援」や「納期対応」「情報提供」など6項目で平均を5ポイント以上上回った。

※1:PureSystemsなど統合サーバーを含む ※2:日本IBMのPCサーバー事業を継承 以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。シスコシステムズ(61.2、24件)
※1:PureSystemsなど統合サーバーを含む ※2:日本IBMのPCサーバー事業を継承 以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。シスコシステムズ(61.2、24件)
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【法人向けPC】
富士通の強さ際立つ
2位デルは価格で評価

 富士通が「営業支援」や「技術支援」など11項目で平均を2.5ポイント以上上回り、総合満足度でトップの座に就いた。2位のデルは「価格競争力」が平均を10ポイント以上上回り、他社を圧倒。富士通やNECなど国内勢とは異なる傾向が見えた。

以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。パナソニック(61.1、24件)
以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。パナソニック(61.1、24件)
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【ストレージ】
富士通が首位奪還
日立の健闘が目立つ

 2018年に首位だったNECを富士通が下し、2年ぶりの首位に立った。2018年に4位だった富士通は今回、「製品」「商材の開発」など9項目で平均を5ポイント以上上回る評価を得た。日立製作所は3年連続で2位にランクインし堅調を維持した。3位は日本ヒューレット・パッカード(HPE)が前回の6位から浮上。「価格競争力」が平均を5ポイント以上上回った。

※:TeraStationなど法人向け製品
※:TeraStationなど法人向け製品
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【ネットワーク機器】
大手ベンダー抑え
ヤマハが7年ぶり首位

 2012年から2~3位を推移してきたヤマハが7年ぶりに首位を奪取した。総合満足度で2位のNECと0.1ポイント差の接戦だった。ここ数年、富士通とNECが首位を争ってきた中で頭一つ抜け出した。「製品」「価格競争力」で高スコアを得た。NECは「収益性」や「商材の開発」など9項目で平均を5ポイント以上上回った。

※:個人向け製品は除く。企業向けのみ 以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。アラクサラネットワークス(60.6、23件)
※:個人向け製品は除く。企業向けのみ 以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。アラクサラネットワークス(60.6、23件)
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