マイクロソフトは4月7日,「Windows Server 2003 Service Pack 1(SP1)日本語版」が完成したと発表した。4月19日から同社のWebサイトでダウンロードできる(該当サイト)。英語版は3月30日に完成しており,日本語版の提供はまもなくとされていた(既報)。

 Windows Server 2003 SP1には,約100個のバグ修正のほかに,Windows XP SP2に搭載されたセキュリティ強化機能やサーバー独自の機能が追加されており,同社はユーザーに対して適用の準備をするよう呼びかけている(既報)。既存アプリケーションと互換性については650種類の製品で検証を実施しており,その結果は専用のWebサイトで確認できる(該当サイト)。

 併せて,EM64T/AMD64向けの「Windows Server 2003 x64 Edition」と「Windows XP x64 Edition」の完成も発表された。これらの提供開始時期は公表されていないが,4月中と見られる。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ

日経Windowsプロ編集部では,「Windows Server 2003 Service Pack 1(SP1)」に関して以下のような解説記事を公開しています。ぜひご覧ください。
今から備えるWindows Server 2003 SP1(全4回)
・第1回:セキュリティ構成ウィザード
・第2回:リモート・アクセス検疫サービス
・第3回:セットアップ後のセキュリティ更新
・第4回:データ実行防止

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