米Microsoftは3月30日(米国時間),「Windows Server 2003 Service Pack 1(SP1)」英語版と,「Windows Server 2003 x64 Edition」および「Windows XP Professional x64 Edition」の英語版の開発が終了したと発表した。Windows Server 2003 SP1英語版はMicrosoftのWebサイトからダウンロードできる。日本語版もまもなく提供される予定だ。

 Windows Server 2003をベースにしたSmall Business Server 2003についても,SP1が提供される予定だが,こちらの提供はやや遅れ,今後60日以内になるとしている。Windows Server 2003 SP1には,約100個のバグ修正のほかに,Windows XP SP2に搭載されたものと同じセキュリティ強化機能が追加されている(関連記事は下のリンクを参照)。

 同時に発表したx64 Editionは,AMD64アーキテクチャを採用したAthlon 64/Opteronプロセッサ,インテル・エクステンデッド・メモリ64テクノロジ(EM64T)を搭載したPentium/Xeonプロセッサ向けの64ビット版Windowsである。x64 Editionを搭載した製品は,4月の終盤に発売される予定。日本語版のリリース・スケジュールについても,まもなく発表される予定だ。

(中田 敦=日経Windowsプロ

日経Windowsプロ編集部では,「Windows Server 2003 Service Pack 1(SP1)」に関して以下のような解説記事を公開しています。ぜひご覧ください。
今から備えるWindows Server 2003 SP1(全4回)
・第1回:セキュリティ構成ウィザード
・第2回:リモート・アクセス検疫サービス
・第3回:セットアップ後のセキュリティ更新
・第4回:データ実行防止

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