米Microsoftは,タブレットPC用OSの「Windows XP Tablet PC Edition 2005」におけるメモリー・リーク問題と修正アップデートの公開を米国時間7月5日に発表した。修正アップデートは,同社WWWサイトからダウンロードできる。日本語版も用意されている。

 この問題では,Windows XP Tablet PC Edition 2005のメモリー・リークが原因で,利用できるシステム・メモリーが徐々に減少する。そのため,システム・パフォーマンスの低下を招くことになる。このような状態になった場合,コンピュータの再起動が必要になる。

 同社は,この問題が「tcserver.exe」サービスのメモリー・リークによって引き起こされていることを明らかにしている。

 Microsoft社は,問題が発生している場合に限って同プログラムを適用することを勧めている。それほど大きな影響を受けていない場合は次回のWindows XPサービス・パックを待つように勧めている。

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