米Microsoftは米国時間6月21日，資本市場と証券業界を支援する「Experience Capital Markets」構想を発表した。同社が米証券業協会（SIA: Securities Industry Association）の技術管理カンファレンスにおいて明らかにしたもの。
同構想では，資本市場と証券会社における顧客，従業員，経営に焦点を当てて，同社とパートナの製品導入によって変革をもたらすことを目的としている。企業の他社との差別化，既存システムにおける新しい価値の発見，より多くの市場機会の探索，顧客満足度の向上，市場への製品投入時間の短縮，従業員満足度／生産性の向上，ITコストの削減などを支援する。
Microsoft社とパートナ企業は，ワークフロー，記録管理，法令順守，経費増加といった業界における重要な問題に対処するソリューションを提供する。
このプロジェクトには，米Hewlett-Packard（HP），英Reutersを含めソフトウエア，ハードウエア，システム・インテグレーションを手がける20社を超えるパートナ企業が支援を表明している。
Experience Capital Marketsに関する詳細は，同社WWWサイトに掲載されている。
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