米Red Hatは,2005会計年度第2四半期(6~8月期)の業績を米国時間9月20日に発表した。同期の売上高は4630万ドルで,前年同期より60%の伸びをみせた。前期の4180万ドルからは11%増加した。純利益は,1180万ドル(1株当たり利益は6セント)で,前年同期から225%と大幅に増加した。前期は1090万ドル(同6セント)だった。

 同期は,営業からのキャッシュフローは3080万ドル(同16セント),現金と投資の合計は9億9770万ドルだった。

 「Red Hat Enterprise Linux」の販売数は14万4000ユニットに達した。これには,企業向けITサーバーの新規と更新の11万5000件,HPC/ホスティング,デスクトップの新規2万9000件が含まれる。営業利益は,売上高の15%に相当する670万ドルに増大。ブローバルな拡大により,従業員数は10%増えている。

 「業績に反映された通り,引き続き当社製品に対する需要は堅調である。グローバルな事業も全般にわたって成功を収めた」(同社執行副社長兼CFOのCharlie Peters氏)

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