米Intel,日立製作所の米国法人Hitachi Global Storage Technologies,米Marvell Semiconductor,米Seagate Technology,東芝の米国法人Toshiba America Information Systemsが,ハンドヘルド機器や携帯用家電機器向けのストレージ・インタフェース規格を策定する団体「CE-ATA」を結成した。Intel社が米国時間9月9日に明らかにしたもの。「少ピン数,低電圧,省電力,低コストで,機器への組み込みが容易なインタフェースを開発する」(同社)

 「携帯型の消費者向け機器が爆発的に普及しており,CE-ATAは,小型ハード・ディスク装置用の効率的なインタフェースに対する大きな需要に対応する。業界の大手企業が協力することで,こうした需要に応える最高の総合ソリューションを提供できる」(Intel社CE-ATA担当上級主任技術者のKnut Grimsrud氏)

 CE-ATAの策定する仕様の公開は,2005年前半の予定。最初の製品は,仕様公開後,数カ月で利用可能になると見込む。

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