米Network Associatesは,社名を「McAfee」に変更した。同社が米国時間6月30日に明らかにした。ニューヨーク証券取引所における同社のティッカー・シンボル(銘柄コード)は,「NET」から「MFE」に変更となる。Magicヘルプ・デスク技術と,「Sniffer」ネットワーク管理製品の売却で合意に達したことにより,新生McAfee社は,侵入防止ソリューションの提供に注力する。
McAfee社は,Snifferネットワーク管理製品を米Silver Lake Partnersと米Texas Pacific Groupに売却する。売却手続きは7月下旬に完了する予定。
「企業として,我々は戦略的な転換期にあり,『McAfee』への社名の変更は,セキュリティ・リーダーとしてのイメージを強化するものである。わが社のセキュリティ事業は成長しており,新生McAfee社は顧客を守るために革新的な次世代セキュリティ・ソリューションを引き続き提供していく」(同社会長兼CEOのGeorge Samenuk氏)
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