米Verizon Wirelessと米Spontaneous Technology(ST)はVerizon Wirelessの顧客向けにVPN用ソフトウエアのライセンスを供与することで複数年の契約を結んだことを米国時間8月1日に発表した。条件は明らかにされていない。ST社は,形式やリポジトリに関わらず音声とデータ・アプリケーションの両方に対応し,ユーザーはファイヤウォールの後ろに位置する企業情報にシームレスかつ安全にアクセスできるようになる。

 ST社が提供するソフトウエアにより,企業は企業ファイヤウォールの後ろに位置するアプリケーションにまで安全なアクセスを拡張できる。ST社のソフトを使い,権限を持つユーザーは,リモートから安全に企業の電子メール,企業アプリケーション,イントラネット情報などの重要な情報にアクセスできるようになる。

 「顧客は,接続状態を維持し生産性を向上させるために,ますますわが社の無線サービスに対して依存度を増している。ST社のシンプルで安全なソフトウエアは,顧客にそのようなアクセス提供を支援する」(Verizon Wireless社)

 「同ソリューションは経済効率が良く,無線ネットワークを介してリモートから安全に企業アプリケーションを有効にすることにより,顧客が求めるサービスへのアクセスを提供する」(ST社)

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