米Starbase社が米国時間2月13日に,プログラマ向け編集システム「CodeWright」を発表した。同社の「Starbase Collaboration Suite」の中で初めて「Microsoft Visual Studio .NET」と「Microsoft .NET Framework」にシームレスに統合するコンポーネントとなる。
「CodeWright」を使うことで,開発者は,既存の技術と開発ツールを使いながら「Microsoft Visual Studio .NET」の開発環境に容易にアクセスまたは移行できるようになる。
「Visual Studio .NET」の「CodeWrigh」メニューからアクセスできるため,「.NET Framework」をXML Webサービスの開発に向けた編集機能を含むさまざまな面で強化する。「CodeWright」は,他のアプリケーション・プログラミング言語と容易に統合できる標準化された開発環境を提供する。
さらに同社の「StarTeam」,「CaliberRM」と「Microsoft Visual Studio .NET」を統合することにより,プログラミングとチーム開発のプロセスを統一できる。そのため開発チームの協調がさらに強化されるという。
「同製品の『Visual Studio .NET』への統合により,開発者は両製品の機能を使うことができる。プログラマは正しい情報と正しいツールへのアクセスが与えられるため,アプリケーションの品質と開発者の生産性が向上できる」(同社)。
ちなみに,同社は,「Microsoft Visual Studio .NET Integration Program」のメンバーとなっている。
◎関連記事
■Visual Studio .NET日本語版パッケージは2002年3月にも出荷開始へ
■米MS,次世代開発環境Visual Studio .NETをMSDN購入者に先行リリース
■「Visual Studio .NETを30日以内に出荷する」とGates会長
■マイクロソフト,Visual Studio .NET発売のイベントを3月に開催
■JavaからC#への移行を促す米Microsoft
[発表資料へ]