米Microsoftは米国時間の2月5日,既存のJavaソース・コードを.NET環境に移行させる無料の開発支援ツールを発表した。Javaを.NET環境で提供される新しいプログラミング言語のC#に変換する「Java Language Conversion Assistant(JLCA)」のベータ1はMSDNのWebサイト(該当サイト)からダウンロード可能だ。このツールは,Visual Studio .NETの将来のバージョンに組み込まれる。

 「.NETプラットフォームの基本的なコンセプトは“インテグレーション”である。我々は,開発者の好きなプログラミング言語でXML Webサービスを作成できる道を提供すると約束していた」とMicrosoftのデベロッパ・マーケティング・アンド・エンタープライズ・ツール担当副社長のTom Button氏は話す。「JLCAを使えば,Java開発者はXML Webサービスを開発する別の道を得たことになる。それは.NET Frameworkを通して提供されるXML Webサービスだ」。