半導体製造装置・材料に関する業界団体SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)が米国時間11月27日に,2001年第3四半期における半導体製造装置の世界市場に関する調査結果を発表した。出荷額は56億ドルで前年同期に比べて55.6%も落ち込んだ。前期比では20.2%の減少である。

 2001年第3四半期の受注額は39億2000万ドルで前年同期と比べて75.0%減少,前期比で12.0%減となった。

 「低迷する経済状況や生産能力の余剰,エンド・ユーザーの需要低下が半導体装置分野に悪影響を与えていることは明白だった。そのため,出荷の激減など世界市場における第3四半期の結果は予測していたものだった」(SEMI業界調査および当家異部門ディレクタのElizabeth Schumann氏)。


■2001年第3四半期における半導体製造装置市場の地域別出荷額(単位:10億ドル)

地域 2001年Q3 2001年Q2 2000年Q3 2001年Q3 2001年Q3
前期比 前年同期比

欧州 0.70 0.98 1.67 -28.9 % -58.2 %
日本 1.47 1.78 2.61 -17.4 % -43.8 %
北米 1.66 2.15 3.51 -22.6 % -52.7 %
韓国 0.30 0.49 0.93 -37.7 % -67.3 %
台湾 0.72 0.95 2.53 -24.6 % -71.6 %
その他 0.79 0.72 1.73 9.1 % -54.7 %
合計 5.63 7.07 12.98 -20.2 % -55.6 %

出典:SEMI

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