米Microsoftが米国時間8月21日に,個人向けオンライン金融サービス「MSN Money」と個人向け金融管理ソフトウエア「Money 2002」の多言語対応を強化したことを明らかにした。

 「MSN Moneyサイトは4大陸の11言語に対応する。世界のオンライン・ユーザーの76%がMicrosoft社のツール,ニュース,解説や解析にアクセス可能になる。2億6300万人にのぼる潜在的インターネット・ユーザーをカバーできる」(Microsoft社)としている。

 MSN Moneyは現在,カナダ,デンマーク,フランス,ドイツ,イタリア,日本,オランダ,ノルウェー,南アフリカ,スペイン,スウェーデン,スイス,英国,米国で利用可能。各国のユーザーのニーズに応えるよう,サイトのナビゲーション機能の強化やコンテンツのローカライズを行ったという。

 米国外向けMoney 2002は5カ国語に対応する。また同社は,Money 2002の10周年記念バージョンを発表した。「Deluxe」「Standard 」「Suite」版の3種類を用意する。

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