米Sun Microsystemsは米国時間6月6日に,WBEM(Web-based Enterprise Management)にJavaを実装するためのソース・コードを,同日発足したWBEMの開発者コミュニティ(WBEMsource)に提供すると発表した。

 サンフランシスコで開催中の開発者会議「JavaOne Developer Conference」で明らかにしたもの。

 WBEMは,ネットワークにつながったパソコンやワークステーションの資源情報をWWWベースで一括管理する技術。デスクトップ管理システムの標準化を進めているDMTF(Distributed Management Task Force)が管理する標準技術である。

 WBEMsourceは,CIM(Common Information Model)とWBEMに焦点をあてたオープンソースの開発者コミュニティ。Sun社も創設メンバーに加わっている。Sun社は他の創設メンバーとともに,標準ベースのシステム管理の開発や導入を促していく。

 WBEMのJava実装のためのソース・コードは,WBEM ServicesのWWWサイトで提供する。

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