米Dell Computerと米Hewlett-Packard(HP)が,インターネット・アプライアンス向けソフト「Oracle9i Application Server Appliance」を組み込んだマシンの出荷を3月はじめに開始する。米Oracleが米国時間2月14日に明らかにしたもの。

 Dell社とHP社のマシンは,米国ではHallmark社やPioneer/Keylink社,GE Access社といったVAD(Value Added Distributors)から,米国外では特定のVADよび提携チャネルを通じて販売する。

 富士通と独Siemens AGの合弁子会社Fujitsu Siemens Computersは,春の終わりの発売を予定している。また,Oracle9i Application Server Applianceを組み込んだ米Compaq Computerの薄型2ウエイ・サーバー「ProLiant DL360」は,現在Hallmark社とPioneer/Keylink社を通じて入手可能である。

 Oracle9i Application Server Applianceは,アプリケーション・サーバー・ソフト「Oracle9i Application Server」とデータベース・ソフト「Oracle8i Database Appliance」の技術を組み合わせたもの。企業ポータル・サイト向けソフトウエア,高速キャッシング機能,ビジネス・インテリジェンス機能,アプリケーション開発機能などを備える。

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