米Sun Microsystemsは米国時間1月10日に,ディスク・アレイ製品「Sun StorEdge T3」をWindows NT,HP-UX,IBM AIX,Linuxに対応させたことを明らかにした。

 Sun StorEdge T3は2000年6月にリリースしたが,これまでの対応OSはSolarisだけだった。

 「iForce National System Provider for Sun」のメンバ企業であるITインフラ・プロバイダNEXL Network Systems社がWindows NT 4.0,HP-UX,IBM AIX,LinuxにおけるSun StorEdge T3の相互操作性テストを実施した。

 Sun StorEdge T3はモジュラ型のストレージ製品。顧客は必要に応じた規模でシステムを構築することができる。163Gバイトから最大169Tバイトまで拡張可能。ストレージ管理ソフト「Sun StorEdge Component Manager」やフェイル・オーバー・ソフトウエアを含む。

 Windows NT,HP-UX,IBM AIX,Linuxに対応したエンタープライズ版とワークグループ版のSun StorEdge T3は,現在特定の顧客で利用されているが,量産出荷を1月中に開始する予定である。

 価格はワークグループ版が3万7000ドル(163Gバイト構成)から,エンタープライズ版が15万890ドル(1.3Tバイト構成)から。なおエンタープライズ版の5.2Tバイト構成は60万3550ドルとなる。

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