米AMDが米国時間12月19日に,米Cisco Systemsへのフラッシュ・メモリ供給に関して契約内容を変更したことを明らかにした。

 両社は2000年3月1日にフラッシュ・メモリ供給の契約を発表したが,当初予定に比べて供給量を2倍以上に拡大する。契約期間は3年。Cisco社はAMD社のフラッシュ・メモリをネットワーキング・システムに組み込む。

 なおAMD社は今年11月28日にドイツのSiemens Automotive AGとフラッシュ・メモリの供給に関して提携した。また10月にはカナダのNortel Networksと,9月には米HP(Hewlett-Packard)と,4月にはフランスのAlcatelと同様の提携関係に入っている。詳細は下掲の関連記事を参照されたい。

◎関連記事
2000年のフラッシュ・メモリー世界市場,NAND型の需要が急激に増加
フラッシュ・カード世界市場は年率50%成長,2004年には53億ドル規模
AMDがSiemens Automotiveと車載向けフラッシュ・メモリ供給で3年契約
AMDがNortelとフラッシュ・メモリの大口契約,期間は3年
AMDとLSI Logic,携帯電話向けLSI技術とパッケージ開発で提携
AMDがHPとフラッシュ・メモリ供給で3年間の大口契約
AMDがAlcatelとフラッシュ・メモリ供給で3億ドルの契約
AMDとCisco,ネットワーク機器向けフラッシュ・メモリで大口取引
StrongARMとDSP,フラッシュの3点セットで3G携帯電話に食い込み図るIntel

[発表資料へ]