米NVIDIAが米国時間11月3日に,3次元グラフィックス・プロセサで米Advanced Micro Devices(AMD)のDDR(double data rate) SDRAMプラットフォームに対応することを明らかにした。

 具体的には,FSB(front-side bus)が266MHzの「Athlonプロセサ」やDDR SDRAMに対応したチップセット「AMD-760」と組み合わせて使える。FSBが266MHzのAthlonには現在,動作周波数1.2GHz,1.13GHz,1GHzの3種類のチップが存在する。

 AMD-760は二つのLSIから成る。「AMD-761」(ノース・ブリッジ)と「AMD-766」(サウス・ブリッジ)である。FSBのクロック周波数が200MHzと266MHzのAthlon,PC1600(データ転送速度200MHzのDDR SDRAM)PC2100(データ転送速度266MHzのDDR SDRAM)のメモリに対応する。

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