今回で「英語よりもずっと役に立つ」シリーズ三部作は終了である。たくさんの方に御笑覧いただけたことは感謝に堪えない。紙面を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。
おかげさまでFacebookのシェアカウンターの数字が、「〜スキル」は400シェアを超え、「〜価値観」も200シェアを超えた。読者皆様にも私同様に英語に苦労している気持ちがあって、つい「ポチッ」とされたのだろうと思う。
タイトルには、「英語よりも大切なモノがあるんだよ」というメッセージが前面に出ているので、「英語なんかできなくてもぜんぜん大丈夫!」と私が言っていると思われるかもしれない。
このシリーズでこれまで語ってきたのは、以下の通りだ。
英語よりもずっと役に立つスキル
- ブラックボックス・アジア
- 異文化コミュニケーション
- 相手の文化を尊重するスウェーデン人と無頓着な日本人(わたし)
英語よりもずっと役に立つ価値観
- 全世界30万人に共通の価値観
- 「企業内文化」を共有できてさえいれば
- 文化が全て
- ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化とは
- マーケティング文化を全社で共有する
タイトルで「英語よりもずっと」を強調してきたから誤解されても仕方ないが、「スキルと価値観さえしっかりしていれば、海外赴任だろうが、外資系企業で働こうが、英語を使わなくても仕事はできる、英語は不要である」と言っているわけではない。そうではないのだ。