アジア最大級のIoT展示会「IoT Asia 2016」が2016年3月30〜31日にシンガポールで開催されました。世界各国からIoT関連企業や研究機関が参加し、最新のIoT技術・製品・サービスが一堂に集まりました。カンファレンスと展示会の様子を詳しくレポートします。
アジア最大級のIoT展示会「IoT Asia 2016」レポート
目次
-
[第5回]展示──ホームオートメーション、IoT会計、スマートキャンパス、スマートリテールなど
IoT ASIA 2016では、80以上の出展者による展示会がカンファレンスと同時開催されます。出展者は主にシンガポール、台湾、オランダの企業、一部スポンサーですが、その他にもシンガポールと経済的な交流を促進するイスラエルの団体、メディア、研究機関など幅広いです。
-
[第4回]スマートシティ──都市メンテナンス、データブレンディング、ビッグデータ行動予測
今回はスマートシティのセッションについて紹介します。スマートシティはIoT Asia 2016の中でも最も大きなトピックとなっているようで、一番大きな会場が割り当てられています。スマートシティを実現するためには企業だけでなく、国や自治体、市民団体などの協力が欠かせません。それだけに力を入れているの…
-
[第3回]アプリケーションデザイン、ウエアラブル──ホビーから始まるIoT、エナジーハーベスト、オープンソースIoTネットワーク
IoT Asia 2016からのレポート、3回目はアプリケーションデザイン、ウエアラブルで発表されたセッションを紹介します。最後に紹介するセッション「The Things Network」はオープンソースネットワークがテーマです。クロージングキーノートにも選ばれたほどで、今後のIoTを占ううえで大…
-
[第2回]データ解析、工業──ネットワーク選定、IoT工場監視システム、機械学習・AI・ロボットによるヘルスケアなど
IoT Asia 2016からのレポート、2回目は「データ解析」と「工業」のセッションを紹介します。データ解析はビッグデータ、機械学習と相まって注目されているカテゴリーです。工業系IoTは世界中の企業の工場が集まるAPACならではのカテゴリーと言えるでしょう。
-
[第1回]キーノート──アジア太平洋地域におけるIoTの次の一手は?
2016年3月30〜31日、シンガポールにて「IoT Asia 2016」が開催されました。今年で2回目になる当イベントはアジア最大級のIoTイベントです。シンガポールという国の特徴を活かして、様々な国、人種の方々が企業、国家、自治体など参加し、それぞれのIoTプロジェクトを紹介、知見を共有します…