2020年は東京五輪が開催される。実はこの年は、パソコンユーザーにとっても大きな節目。パソコンOSとして広く普及したWindows 7のサポートが、この2020年の1月14日(米国時間)に終了するからだ。つまりWindows 7は2020年まで使える。

 Windows 7は、発売から5年たっても根強い人気がある。ジャストシステムの調査によれば、2014年5月期におけるパソコン向けOSのシェアは、1位がWindows 7で60.9%。最新OSであるWindows 8.1は21.2%の2位だった。

機能や性能は十分

 人気の理由は、機能や性能で最新のWindows 8.1パソコンと遜色ないからだ。Windows 7とWindows 8.1の機能を比較してみよう(図1)。最新版のWindows 8.1が優位な点は、起動の速さやクラウドサービスの対応など。一方Windows 7は、スタートメニューに代表される伝統的なユーザーインタフェースを採用した点が、ユーザーから支持を集めている。DVD再生機能などWindows 8/8.1で廃止された機能もある。

●Windows 7の方が評価が高い点もある
図1 Windows 7と8.1の主な違い。8.1ならではの優れた機能は多いが、Windows 7にも魅力的な点は多い
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