特許庁の基幹系システム刷新プロジェクトが頓挫してから3年。同庁では、刷新プロジェクトをゼロから再始動するため、組織改革を進めてきた。業務システムの開発をITベンダーに依存する体質が根付いた組織から、基幹系システムのユーザーとして開発に自ら責任を持つ組織「強いユーザー」への転換を図る。