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 「さあ提案書を書こう!」と思っても、何から書き出せば良いのかわからない…という場面は誰でも経験するもの。ネット上にあるテンプレートを利用したことがある人も多いことでしょう。しかし、提案書は、お客様に営業パーソンの意見やアイデアを理解してもらう、つまり「伝わる」ための重要な文書なのです。テンプレートに沿って書き進めるだけでは、なかなかお客様に響く提案書を書くことは出来ません。

 今回は、伝わる提案書を書きたい方に、「構成」の6ステップをご紹介いたします。

提案書とは?

お客様へ伝えるための手段

 ビジネスの場面において提案書が必要になるときはいつでしょうか?それは、お客様に対して営業パーソンが意見を提出するときですよね。つまり、提案書はお客様に対して提出する意見をまとめた文書であり、意見をお客様に伝えるための手段と言えます。

企画書との違いは何?

 提案書と企画書は同様に意見を伝える文書のため混同されがちです。しかし、まったく異なる意味をもつ言葉なので、先にこの違いをおさえておきましょう!

提案書 企画書
何を 課題と解決策 アイデア
やりたいこと
誰に 主にお客様
(社外)
主に上司
(社内)
どの程度詳しく書く? 方向性と、
ざっくりとしたコストを示す
実務レベル
細かく費用対効果まで示す

 提案書はお客様の課題を整理し解決策を示すための文書、企画書はアイデアややりたいことを社内で認めてもらうための文書、と覚えてくださいね。

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