注目の書籍

好評発売中!

IT業界徹底研究就職ガイド2013年版

IT/ネット業界で働くと いうことを分かりやす く解説。2013年3月卒 業の学生向けの1冊。

selfup
芦屋広太一つ上のヒューマンマネジメント

10年後も通用する文章術(4)「6力」を使って文章を直す

2009/04/02

 前々回前回で,「駄目な文章を書かない」ための「6力」を説明しました。6力とは

よい文章を書くための6力
(1)確実に伝える〜論点絞り力
(2)納得させる〜論理的記述力
(3)一目で認知させる〜構造化力
(4)理解しやすくする〜平易表現力
(5)正確に伝える〜正確表現力
(6)少ない文章量で伝える〜短文表現力

のことです。

 これで6力すべてを説明しました。今回は具体的に文章を直していきたいと思います。

6力「使用前」の文章(約350字)

 最初に「6力使用前」の文章を掲載します。以下は,架空の企業A社のシステム開発プロジェクト向けに作成した文章です。この文章を「6力」を使って修正してみます。

開発部各課長殿

テストに関する依頼の件
開発部2課 奥田


・開発は現在システムテスト・フェーズに入っており,テストは3900ケースを完了した状態で,バグ数は累計で54件であり,安定した水準です。

・ただし,今後のことを考えた場合に,もう少しテスト要員を増加しておく必要があると考えられ,増員を検討しています。

 つきましては,部内関係各課の皆様に,テストサポートに関する説明をしたいと思いますので,日程調整したいので,このメールに添付しています日程調整表に皆様の都合のよい日程を記入の上,返信ください。明日中でお願いします。

・テスト説明を行い,皆様にテストのやり方,方法を理解していただいた上で,テストサポートができる場合は,手伝っていただける部下メンバーを選出いただきます。そのときは,また,ご連絡いたします。

以上

>> チェックして修正する
次ページ以降はITpro会員(無料)の方のみお読みいただけます。
会員の方は、 ログインしてご覧ください。
まだ会員でない方は、ぜひ登録(無料)していただき、ITproの豊富なコンテンツをご覧ください。

著者プロフィール

芦屋 広太(あしや こうた)
 システムアナリスト/教育評論家。SE,PM,システムアナリストとしてシステム開発・システム統合などを経験。この過程で調査・分析した内容を「ヒューマンスキル教育」としてモデル化。将来を担う人材研究に利用する。著書にITproでの連載をまとめた「ITエンジニアのための人を動かす9の基礎力と27のエクササイズ」(日経BP社),「ITエンジニアのための仕事を速くする7の基礎力と9のエクササイズ」(同),「「たった一行」で思いどおりに仕事を動かすメールの書き方・返し方(インプレスジャパン),「仕事を成功させる[芦屋式]コミュニケーション5つの技術」(ソーテック),「IT教育コンサルタントが教える 仕事がうまくいくコミュニケーションの技術」(PHP研究所),「SEのためのヒューマンスキル入門」(日経BP社),「Dr芦屋のSE診断クリニック」(翔泳社),「話し過ぎない技術(毎日コミュニケーションズ)」などがある。Twitter:@hongojk、facebook:kouta asiya(clinic@a-ron.net)。

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

読みましたか? 〜 未読記事をご紹介