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10年後も通用する文章術(2)論点絞り論理的・構造的に表現する前回は,駄目な文章の要素を説明しました。よい文章の定義は難しいですが,誰が見ても駄目な文章の定義は比較的簡単です。 そこで前回の最後では,「駄目な文章を書かない」ための「6力」,すなわち6つの力を説明しました。
よい文章を書くための6力 (1)確実に伝える〜論点絞り力 (2)納得させる〜論理的記述力 (3)一目で認知させる〜構造化力 (4)理解しやすくする〜平易表現力 (5)正確に伝える〜正確表現力 (6)少ない文章量で伝える〜短文表現力 今回と次回で,これら6つの力について具体的に説明していきましょう。
(1)確実に伝える〜論点絞り力
ポイント ・「一番言いたいこと」を1つに絞り,その理由,詳細,具体策と展開する ・関係のない話や,無駄な話は排除する 相手に伝えるために必要なのは,「言いたいことを絞る」ことです。関係しそうなことを思いつきで書いていく。こうした論点を絞らない文章は分かりにくく,説得力が低くなります。 まず,論点を絞り,その論点に沿って,
「何を言っているのか」 が明確にして書かなくてはなりません。たとえば,
IT企画課長殿
システムパッケージの導入について 開発2部 山田
・パッケージを数社評価してみましたが,どのパッケージも機能が少なく,当社の業務にそう簡単にはフィットしそうにありません。 以上 この文章は論点が不明確です。
「カスタマイズが多くなると思われますので,どうにかすべきです。」 という2つの記述から,カスタマイズを少なくなるための方策を
(1)IT企画課長に相談したい のどちらかだと読むことができそうですが,それにしても内容が曖昧です。 また,「パラメータの設定」や「ベンダーのパワー」の話が出ていますが,中途半端な書き方なので,論点がぼやけています。
>>(2)納得させる〜論理的記述力
著者プロフィール芦屋 広太(あしや こうた) |
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