米Apple Computerは,「Mac OS X」のバージョン「10.3.9」と「10.4.2」のセキュリティ・アップデートを米国時間9月14日に発表した。アップデート「Java Security Update」は,Mac OSのJavaソフトウエア「Java 1.3.1」と「同1.4.2」で見つかったセキュリティ・ホールを修正するもの。同社サイトからダウンロードできる。また,Mac OS Xが備えるソフトウェアアップデート機能でも適用できる。

 同アップデートの適用により,Java 1.3.1/1.4.2がそれぞれセキュリティ・ホールを修正した1.3.1_16/1.4.2_09にアップグレードされる。

 フランスのFrSIRT(French Security Incident Response Team)によれば,Javaソフトウエアで見つかったセキュリティ・ホールにより,ある状況下で悪意を持ったユーザーがセキュリティを回避して,重要な情報にアクセスしたり,許可されていない権限を得ることが可能となっている。これらのセキュリティ・ホールが今回のアップデートの適用により修正される。

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