Amazon Web Services(AWS)のクラウド環境をフルマネージド型で提供するcloudpack(運営会社はアイレット)は2014年7月3日、AWSが提供しているDWH(データウエアハウス)のRedshiftにデータをロードするソフト「FlyData」(米FlyDataが開発)の取り扱いを開始したと発表した。

 アイレットは、FlyDataの利用環境を月額制のサービスとして提供する。ユーザー企業が利用しているAWSのクラウド環境の上にFlyDataのサーバーを構築する形となる。2014年9月をめどに、cloudpack(関連記事)のサービスメニューの一つとして提供する。サービス名称は「bigdatapack for FlyData」で、料金は未定。

 前提となるFlyDataとは、企業内やクラウド上にあるデータを収集し、自動的に一定間隔でRedshift(関連記事)に登録するソフトである(関連記事)。登録するデータとして、各種ログデータ(JSON形式やApache形式)や、RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)の変更データ(トランザクションログ)を利用できる。