グーグルは2012年12月3日、2012年の検索ランキングを発表した。総合ランキングは、第1位が「yahoo」、第2位が「youtube」、第3位が「facebook」だった。11月26日にヤフーが発表したYahoo! Japanにおける年間検索ランキング(関連記事)と同様に、ここでもFacebookがSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の首位に躍り出ている。

 4位以下も「amazon」「楽天」「mixi」「天気予報」「twitter」「gmail」「ニコニコ」と続き、上位10位までのうち9つをIT関連サービスや企業名が占めるという結果になっている。

 注目すべきは、自分が知らないキーワードについて検索する際によく使う「**とは」ランキングである。第1位が「テザリング」、第2位が「LTE」、第3位が「LINE」と、トップ3をIT関連用語が独占した。ITproでは毎日のように記事で出てくる用語だが、一般のインターネットユーザーにとってはまだ馴染みが薄い用語であるようだ。

 ちなみに、テザリングはスマートフォンなどをモバイルルーター代わりに使えるようにする機能(用語解説)、LTE(Long Term Evolution)は最新の携帯電話向け高速無線通信規格(用語解説)、LINEはスマートフォン向けの無料音声通話およびコミュニケーションアプリである(解説記事)。

 他には「商品(ガジェット)」ランキングも興味深い結果となっている。第1位から10位までを列挙すると、「iPad mini」「ニンテンドー3DS LL」「Nexus 7」「Windows 8」「Xperia acro HD」「nasne」「Surface」「GALAXY S III」「ウルトラブック」「キヤノン EOS M」となっており、2012年後半に発売されたタブレット端末が3機種もランクインしている。