米Cisco Systemsは米国時間5月8日,2007会計年度第3四半期(2007年2月~4月期)の決算を発表した。売上高は89億ドルで前年同期の73億ドルと比べて21.1%増収。GAAPベースの純利益は19億ドル(1株あたり利益は30セント)で前年同期の14億ドル(同22セント)から33.9%増加した。非GAAPベースの純利益は21億ドル(同34セント)で前年同期の18億ドル(同29セント)から16.4%増益となる。

 Cisco SystemsのCFO(最高財務責任者)のDennis Powell氏は「当期の業績には大変満足している。好調の理由は,新興市場と,各製品やサービス,地域,顧客にわたって,バランスの取れた戦略を実施できたこと」と述べた。

 同社は当期において,オンデマンド・コラボレーション・アプリケーションを手がける米WebEx Communicationsの買収についてWebExと最終合意に達した(関連記事)。また,米Five Across,米Reactivity,米NeoPath Networks,米SpansLogicの買収を完了した(関連記事1関連記事2関連記事3関連記事4)。

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