米Microsoftは4月18日(米国時間),待望の家庭用サーバー「Windows Home Server」(ベータ版)のアップデート版――つまり,今後の製品像により近いコミュニティ技術プレビュー(CTP,Community Technical Preview)版――をリリースした。これでベータ・テスター,社内関係者,Microsoft Most Valued Professional(MVP)は,「Windows Home Server April CTP」(4月版CTP)を使えるようになった。

 このHome Server CTPは,前回リリースされた「ベータ2版」に対し,数多くの改善を施した。主な改善項目を以下に示そう。

・購入後すぐに運用開始できる機能の追究と手順の簡素化
・ドメイン・ホスティング・サービス「Windows Live Custom Domains」による独自ドメイン名を使い,WebブラウザからHome Serverを遠隔アクセスする機能
・パソコン診断機能において,設定変更可能な項目の充実
・パスワード設定機能において,設定変更可能な項目の充実
・新規公開したWindows Home Server用ソフトウエア開発キット(SDK)で作成するアドオン・ソフトウエア用の新アドイン・インフラ

 Windows Home Serverのベータ・プログラムは終わりに近づいているが,Microsoftは今も新たな参加者を募集している。ベータ・テストに興味があるのなら,MicrosoftのWebサイトを読むとよい。

 Windows Home Server CTPの詳細については,SuperSite for Windowsに掲載した著者のレビューとスクリーンショット(その1その2)を参照していただきたい。