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 このところ、スマートフォン向けにアプリケーションを販売できる「マーケット」が多数登場しています。運営主体は、メーカーや通信事業者など様々です。

 こうした動きに対応して、既存のプレーヤーも動き始めました。NTTドコモは「iアプリ」をジャンル別に一覧できるようにした「ドコモマーケット(iモード)」を11月に新設する予定です。併せて、従来は一部の法人限定だった「iアプリDX」機能を広く使えることにしています。さらに、個人開発者でもドコモの課金システムを使って、アプリを販売できるようになります。

 8月26日には、アプリ開発に必要な各種資料を公開しました(ドコモマーケット iアプリ提供者向け情報)。ここには、iアプリDXの機能を利用するためのライブラリや開発ツールなどが含まれます。アプリ開発に必要なトライアル申請の受け付けも始めています(iアプリDX開発 トライアル申請 受付サイト)。

 日経BPは、この動きに合わせてiアプリの開発コンテスト『iアプリ・アドバンスアワード』を開催することにしました。コンテストを通じて優れたiアプリを表彰、日経BPのメディアなどを通じて広く紹介します。

 同コンテストの連動企画として、iアプリ・デベロッパーキャンプを9月25日(土)に東京で、10月2日(土)には大阪で開催します。NTTドコモの担当者らがドコモマーケット(iモード)や開発ツールの詳細を解説するほか、ハンズオン講座を通じて参加者がiアプリの開発ノウハウを習得できるようにします。すべてのセッションへの参加は無料です。

 日経BPならびにITproは、これらの活動を通じて開発者の方々の活躍の場が広がることを期待しています。皆さまのご参加をお待ちしています。

 ドコモマーケット(iモード)をめぐるドコモの動きや、iアプリ開発の基本を学ぶ以下の記事もご覧ください。

ニュース

NTTドコモがiアプリDX開発ツールを個人開発者などに向け公開、GPSや課金が利用可能に

オープン化に向かうiアプリ

[1]ターゲットは個人開発者、iモード版ドコモマーケット

[2]アプリを呼び込むため審査を迅速に、ホスティングも提供---ドコモに聞く(前編)

[3]iアプリDXの機能を個人に開放、支援ツールも提供へ---ドコモに聞く(後編)

[4]アナリスト5人に聞く、ドコモの新戦略をどう見る

記者の眼

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iアプリ事始め

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iアプリを開発する(1)---クラスの構成を知る