日経マーケット・アクセスが企業の情報システム担当者を対象に行った調査で,2006年9月の1カ月間に導入したパソコン・サーバーのメーカーと台数を聞いた(複数回答)。

 購入製品のメーカー数の上位はデル(38),NEC(30),以下は回答数が少なく参考値程度だが,富士通(25)と日本IBM(24)と日本ヒューレット・パッカード(HP,21)が3番手を接戦で争っている。

 購入台数は528台(回答総数の約25%)の日本HPがトップ,以下日本IBM(394台)とデル(339台)と外資系メーカーがトップ3を占めた。なお,台数ランク上位で1件の回答がそのメーカーの全台数の過半数を占めている例は,今回パソコン・サーバーにはない。

◆注
 調査実施時期は10月上旬~中旬,調査全体の有効回答は2283件,うち情報システム担当者の有効回答は513件。前回9月調査(8月の導入実績)の結果は10月30日付け記事を参照。

図●前月(2006年9月)のパソコン・サーバーの導入台数(回答者が購入を担当したもの,n=127)