Linuxコマンド逆引き大全 |
コマンド集(機能別) | コマンド集(アルファベット順) | コマンド逆引き大全 | シェル・スクリプト・リファンレス |
パーミッションを変更する |
# chmod a+w target_file![]() |
ファイルやディレクトリのアクセス権限を指定するには「chmod」コマンドを用いる。これによりファイルやディレクトリを使用できるユーザーを制限できる。
使用例を以下の表に示した。
コマンド | 意味 |
---|---|
chmod a+w target_file | すべてのユーザーが書き込み可能 |
chmod a+x target_file | すべてのユーザーが実行可能 |
chmod 777 target_file | すべてのユーザーにすべてのアクセス権を与える |
chmod 755 target_file | すべてのユーザーが実行できるが,所有者以外の書き込みは不可 |
chmod 644 target_file | すべてのユーザーが読み出し可能だが,所有者以外の書き込みは不可 |
chmod a-w,a-x target_fiie | 読み出し専用ファイル |
chmod u+s target_file | セット・ユーザーIDを付加する。他のユーザーが実行する際,所有者の権限で実行する |
chmod g+s target_file | セット・グループIDを付加する。他のユーザーが実行する際,グループの権限で実行する |
chmod 700 target_dir | プライベートなディレクトリ |
chmod 755 target_dir | 公開ディレクトリ。ただし所有者以外の書き込みは不可 |
chmod 777 target_dir | フリーなディレクトリ |
chmod 1777 target_dir | スティッキ・ビットを付加したディレクトリ。ディレクトリ内のファイルは所有者のみ削除,ファイル名変更を行える |
chmod 000 target_file | すべてのアクセスを無効にする |
応用:指定したディレクトリを個人用にする |
$ chmod -R g=,o= target_dir![]() |
指定したディレクトリ以下を所有者以外はアクセスできないようにする。
関連事項 |
chmod,アクセス権限とは,所有者を変更する,グループを変更する |