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【 rpm 】 RPMパッケージをインストール/アンインストールする

2006/02/27
 Linuxコマンド集
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rpm  RPMパッケージをインストール/アンインストールする (8)

 構文  
rpm [option] [package]

 表1 rpmの主なオプション  
-i パッケージをインストールする。オプション2については表2を参照
-U パッケージをアップグレードする。前パージョンのパッケージが存在しない場合は新規にパッケージをインストールする。オプションについては表2を参照
-F パッケージをアップグレードする。ただし,システムに前パージョンがインストールされている必要がある。オプションについては表2を参照
-e パッケージをアンインストールする。オプションについては表3を参照
-q パッケージの詳細を表示する。オプションに付いては表4,表5を参照
-V パッケージを検査する。オプションについては表4,表6を参照
-K 電子署名を検査する。オプションについては表7を参照
--checksig パッケージに含まれるすべての電子署名に対して検査を実施。オプションに付いては表7を参照
--initdb 新たにRPMデータベースを作成する
--rebuilddb RPMデータベースを再構築する
--addsign 新たに電子署名を挿入する
--resign 電子署名を置き換える

 表2 rpmの主なインストール・オプション(-i,-U,-F)  
--allfiles パッケージ内のmissingokファイルの有無にかかわらずインストールする
--excludepath パス 指定したパス以下のファイルをインストールしない
--excludedocs 文書ファイル(manやtenxinfoなど)をインストールしない
--force 強制的にインストールする。--replacepkgs,--replacefiles,--oldpackageを指定した場合と同じ
-h インストール状況を「#」と割合で表示する
--ignoresize ディスクに十分な空き容量があるかをチェックしない
--ignorearch アーキテクチャが一致しなくてもインストールする
--ignoreos 対象OSが異なっていてもインストールする
--includedocs 文書ファイルをインストールする
--justdb RPMデータベースのみを更新する
--nosignature 署名を検査しない
--nodeps パッケージの依存関係を無視する
--noorder パッケージのインストール順を変更しない
--oldpackage システムにインストールされているパッケージより古いバージョンでもインストールする
--relocate 古いパス=新しいパス 指定した古いパスを新しいパスに置き換える。既にあるパッケージを残して新しいパッケージをインストールする際に役立つ
--replacefiles 既にインストールされているパッケージのファイルでも置き換える
--replacepkgs 既にパッケージがインストールされている場合でもインストールする
--test インストールをせず,インストール・チェックのみを実施する

 表3 rpmの主なアンインストール・オプション(-e)  
--allmatces 指定したパッケージ名にマッチするすべてのパッケージをアンインストールする
--nodeps 依存関係を無視してアンインストールする
--test アンインストールはせず,アンインストール・チェックのみを実施する

 表4 rpmの主なパッケージ選択オプション(-q,-V)  
-a インストールされているすべてのパッケージを選択する
-f ファイル名 指定したファイルを所有するパッケージを選択する
--fileid MD5 指定したMD5とマッチするファイルを所有するパッケージを選択する
-p パッケージ名 指定したパッケージを選択する。また,パッケージ名にはURLを指定可能
-pkgid MD5 指定したMD5とマッチするパッケージを選択する

 表5 rpmの主なパッケージ検索オプション(-q)  
--changelog パッケージの更新情報を表示する
-c パッケージの設定ファイルのみを表示する
-d パッケージの文書ファイルのみ表を示する
--filesbypkg 選択されたパッケージごとにファイルを表示する
-i 名前やバージョン,説明などのパッケージの情報を表示する
-last 最新のパッケージが先頭にくるように並び替える
-l パッケージ内のファイルを表示する
-R そのパッケージが依存するパッケージを表示する

 表6 rpmの主なパッケージ検査オプション(-V)  
--nodeps 依存関係は検査しない
--nodigest パッケージのヘッダーやダイジェスト値を検査しない
--nofiles パッケージ内のファイル属性を検査しない
--nosignature パッケージの署名を検査しない
--nomd5 パッケージのMD5を検査しない
--nosize パッケージのサイズを検査しない
--nouser パッケージの所有者を検査しない
--nogroup パッケージの所属グループを検査しない
--nomode パッケージのパーミッションを検査しない

 表7 rpmの主な電子署名オプション(-K)  
--nogpg GPGを検査しない
--nopgp PGPを検査しない
--nomd5 MD5を検査しない

 説明  

米Red Hat社が開発したパッケージ管理システム。パッケージのインストールやアンインストールを行う。インストールの際は依存関係のあるパッケージ(動作に必要な他のパッケージ)を調べ,もしシステムにそれらパッケージが存在しない場合は,その旨をユーザーに通知する。また,アンインストールする際に,そのパッケージが他パッケージと依存関係がある(他のパッケージの動作に必要とされる)場合には,アンインストールできない旨を通告する。さらに,既にシステムにインストール済みのパッケージをチェックすることも可能。パッケージのインストール,アンインストール,アップデートには管理者権限が必要。


 使用例  
新たにパッケージをインストールする
# rpm -ivh httpd-2.0.47-10.i386.rpm 

パッケージを強制的にインストールする
# rpm -ivh --force httpd-2.0.47-10.i386.rpm 

パッケージをアップデートする
# rpm -Uvh httpd-2.0.47-10.i386.rpm 

パッケージをアンインストールする
# rpm -e httpd 

システムにインストールされているパッケージをすべて表示する
$ rpm -qa 
elfutils-libelf-0.89-2
mktemp-1.5.1-1
shadow-utils-4.0.3-12
     :

システムにインストールされているパッケージの情報を表示する
$ rpm -qi httpd 
Name        : httpd                  Relocations: (not relocateable)
Version     : 2.0.50                 Vendor: Red Hat, Inc.
Release     : 1.0                    Build Date: 2004年07月01日 21時51分24秒
    :

パッケージ・ファイルの情報を表示する
$ rpm -qip httpd-2.0.47-10.i386.rpm 
Name        : httpd                  Relocations: (not relocateable)
Version     : 2.0.47                 Vendor: Red Hat, Inc.
Release     : 10                     Build Date: 2003年10月23日 19時55分16秒
    :

パッケージ・ファイルが正常かを確認する
$ rpm -K httpd-2.0.47-10.i386.rpm 
httpd-2.0.47-10.i386.rpm: (sha1) dsa sha1 md5 gpg OK

 関連事項  
yumRPMパッケージをインストールする

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