Linuxコマンド集 |
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nice | 優先順位を決めてコマンドを実行する | (1) |
構文 | |
nice [-n adjustment] [-adjustment] [--adjustment=adjustment] [command [arg...]] |
オプション | |||||
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説明 | |
優先順位(ナイス値)を指定してコマンドを実行する。ナイス値は-20~19であり-20がもっとも優先される。オプションを指定しないとナイス値は0になる。一般ユーザーがナイス値を下げることはできない。 |
使用例 | |
grepのナイス値を10にして実行する
$ nice -n 10 grep "hoge" list.lst > result &
$ ps l
F S UID PID PPID C PRI NI ADDR SZ WCHAN TTY TIME CMD
100 S 0 2172 2168 0 68 10 - 435 wait4 pts/0 00:00:00 grep
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関連事項 | |
ps,top,renice,優先順位を上げてプログラムを実行する |
記事公開時、説明の欄で「オプションを指定しないとナイス値は10になる」とありましたが、正しくは「0になる」でした。また、使用例のコマンドで「$ nice -n -10 …」とありましたが、正しくは「$ nice -n 10 …」となります。最終行の結果表示にあるNIの値は「-10」ではなく「10」になります。以上、訂正します。本文は修正済みです。 [2016/05/10 14:00]