展示会シリーズも今回で最終回となります。
この連載の中で何度も繰り返しお伝えしましたが、展示会とはマーケティング手段です。
「何を手にするために展示会に出展するのか」「その目的を実現するための定量目標は明確になっているのか」「その目標をクリアするための戦略はできているのか」「そのための細かな行動プランやツールなども細心の注意を払って作りこんでいるのか」「アフターフォローの計画はできているのか」---。こうした当たり前のことを徹底できた会社だけが成果を出すことができます。
この連載では読者の方に分かりやすくするために、目的を名刺獲得に絞り、その獲得枚数を5倍するための方法論をお伝えしました。展示会で成果が出ていない企業の多くが、こうした当たり前のことを実践できていません。成果の出る会社とそうではない会社の違いは、実はほんの少しなのですが、その成果は大きな違いとなって現れます。
最終回になる今回は、単発ではなく継続的に成果を上げ続けるために実施すべきことを中心にお伝えします。