料金はどうなっているの?

 スマートフォンの料金体系自体は、携帯電話と同じ。基本料とプロバイダー接続料、パケット通信料から成る(図1)。

 料金の差が生じるのは、パケット通信料の部分。携帯電話ではパケット使用量に応じた2段階の定額プランが一般的だが、スマートフォンの大半は完全定額制も選べる(図2)。NTTドコモの定額プランを例にすると、料金上限は携帯電話が4410円なのに対し、スマートフォンが2段階定額制で5985円、完全定額制で5460円。携帯電話より引き上げられている。パケット通信料の傾向は、他の通信事業者でもほぼ同じである。

 なお、ソフトバンクモバイルが販売するiPhoneでは、パケット通信料上限が4410円と携帯電話並みに抑えられている。

●違いはパケット通信料の上限額
図1 NTTドコモで携帯電話とスマートフォンを利用した場合の料金例※。スマートフォンの料金体系は携帯電話とほぼ同じだ。ただし、パケット通信利用時の上限が1500円ほど高くなる(※ユニバーサルサービス料などは除く)
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●パケット定額プランは主に2種類
図2 パケット定額プランは、月々の金額が一定の完全定額制と、利用量に応じて変化する2段階定額制がある(左の図はNTTドコモが提供するパケット定額プランの料金例)
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