既存のフィットネスクラブ運営統合システムをそのまま運用しつつ、各種のデータベースを柔軟に結合させられるよう、マスターデータマネジメント(MDM)と連携させるシステムを提案する(表1)。既存システムを生かすことでコストを抑える効果を見込める。

表1●富士ソフトの提案
[画像のクリックで拡大表示]

 MDMから顧客向けのフロントエンドには、マルチデバイス対応や、顧客ごとのポータル画面提供を実現するために、Web向けのコンテンツ管理システム(CMS)を設置する(図1)。保有している既存データを、会員が自分の目的や達成度を含めた「自分に必要な情報」として見られるようにCMSで変換し、「見える化」する。

図1●マスターデータマネジメントシステムとコンテンツ管理システムを中核としたシステムを構築
[画像のクリックで拡大表示]

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。